Future Sounds
菴咏區
アーティスト情報
K〜O
【K】
・Ken Ishii
「東洋のテクノ・ゴッド」との異名をもつケン・イシイの伝説は93年にベルギーのR & Sレーベルから発表した『Garden On The Palm』(手のひらの庭)より始まる。コズミックなオリエンタル・ピュア・テクノを東京から世界に向け轟かせ、同年の「Pneuma」(霊魂)はイギリスの音楽誌『N.M.E.』のテクノ・チャートにおいてNo.1を獲得する。彼の活躍はとどまる事を知らない。
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・Kenny Larkin
「新世代デトロイト・テクノを代表するアーティスト」--との呼び声も高いケニー・ラーキン。往々にして機械的で無機質になりがちなテクノというジャンルに、人肌を感じさせる温もりを取り込んでいるのが大きな特徴だろう。デトロイト・テクノ特有のシャープなグルーヴに、シカゴ・ハウスを彷彿させるソフトな一節や、一風変わった実験的な反響音、ジャズのおいしい要素が散りばめられている。
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・Kraftwerk
20世紀の工業大国ドイツが生んだ偉大なるテクノ・ポップ・バンド。自動車/放射能/鉄道/ロボット/コンピュータ/自転車などを主題にして、人間と機械/テクノロジーの関わり、及び、その関わりによって直面する危機を言及した。完璧に計算され尽くされたストイックかつメカニカルなコンセプトとヴィジュアル、そして、マンとマシンの協調によって奏でられる、極めて簡素で親しみやすいリズムとメロディ……。それらはテクノのみならず、現代の音楽/アート・シーンの各方面に多大な影響を及ぼした。
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【L】
・Larry Heard
ラリー・ハードはフィンガーズ・インク(後のMr.フィンガーズ)を86年に結成し、ハウス・ミュージックが肉体の為だけにある享楽的な音楽ではなく、高次の精神性をたたえた崇高な音楽であることを強く認識させた。--彼が紡ぎ出すあまりにも麗しく優しい響きは、"安らぎ"を売り文句にした押し付けがましいアンビエントを聴くよりも、遥かに心地よい安堵感と生命力を与えてくれる。それは、ハウスの領域を遥かに越えており、もはや言葉では表現し尽せない。現在はシカゴを離れ、メンフィスを拠点に活動中だ。
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・Louie Vega
ラテン界の大御所ティト・プエンテの甥にあたるリトル・ルイ・ヴェガ。幼少期から育んだ華麗なるキーボード・ワークと幅広い音楽趣向で、ケニー・ドープ・ゴンザレスとのメイン・プロジェクトであるマスターズ・アット・ワークを支えてきた。常に実験精神が息づくハイ・クオリティ・サウンドは、テクノ・フィーリング溢れるトラックから生楽器をフィーチャーしたものまでと幅広い。
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・LFO
イギリスの工業テクノ都市シェフィールドから90年に登場したブリープ・ハウス・イノヴェイター、マーク・ベルとジェズ・ヴァーレイによるユニット。
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【M】
・Mixmaster Morris
イギリスのアンビエント・テクノ・オリジネイターである、ミックスマスター・モリスによるイレジスティブル・フォースは極めて繊細で豊潤なチル・アウト作品を数多く発表してきた。その、職人技ともいえる緻密に組み立てられたアンビエント・ブレイク・ビーツは、流麗さと機能美を兼ね備えている。コンピュータ・フリークとしても知られるモリスのサウンド・プロダクションは、プログラミングの限界に挑戦すると同時に、テクノロジーの限界に挑戦するものであり、テクノロジーの進化はすなわち、彼の音楽の進化を意味するのである。
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・Mike Clark
80年代初頭からデトロイト・ハウス・シーンで活躍。ジェフ・ミルズと共にレギュラー・パーティを開いていたこともあるベテランDJマイク・クラークによるユニットが、エージェントXである。90年代初頭に作曲活動を開始し、マッド・マイクがプロデュースを手掛けた伝説的ハウス・グループ、メンバーズ・オブ・ザ・ハウスに参加した後、のサブ・レーベルよりデビュー。
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・Meat Beat Manifesto
ケミカル・ブラザーズやプロディジーが成し遂げた数々の功績--ロックとテクノの融合、サンプリング・ミュージックの可能性の拡大、ロック・リスナーをエレクトロ・ミュージックへ誘発などなど……は、このミート・ビート・マニフェストというユニットから端を発しているといっても過言ではない。
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【N】
・Nurorican Soul
「ニューヨリカン」--ニューヨーク生まれのプエルトリコ人。--ハウス・ミュージック界の最先端を切り拓く、ルイ・ヴェガとケニー・ドープも、ブルックリンで生まれ育った「ニューヨリカン」である。そして、彼らがクリエイターとして長年にわたり培ってきたハウスに加え、幼少期から慣れ親しんできたルーツであるジャズ/ヒップホップ/ラテン/サルサをブレンドし、現代的感覚でよみがえらせた革新的なプロジェクトがニューヨリカン・ソウルだ。
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・Neil Landstrumm
スコットランド出身のニール・ランドストラムは、UKのレーベルからのデビュー・アルバム『ブラウン・マイ・オーガスト』(95年)で一気に注目を集めることに。ブリープ・テクノとアシッド・ハウスをかけ合わせ、ヘンタイ度を10倍増しにしたファンキーなダンス・トラックを放出したのである。
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・Norma Jean Bell
デトロイト・ハウス・シーンから登場した女性サックス奏者"The Baddest Bitch"ことノーマ・ジーン・ベル。マリリン・モンローの本名を芸名に冠した彼女は、かつてフランク・ザッパやナラダ・マイケル・ウォルデンと共演。自らトラック制作を手掛け、ヴォーカルも務めるマルチ・プレイヤーだ。
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【O】
・Octave One
デトロイト・テクノに新たな歴史を刻み続ける陰の立役者、オクターヴ・ワンことバーデン3兄弟(長男・ローレンス/次男・レニー/三男・リーネル)。"デトロイト・テクノとは何ぞ?"と疑問を持たれている方へ真っ先に紹介したいグループですらある。
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・Orbital
ハートノル兄弟によるユニット、オービタルは90年代のトランス・テクノ・シーンにおいて最もクリアで鮮やかな電子音を響かせた。「Chime」('90)を皮切りに「Omen」「Satan」「Midnight/Choice」といった傑作を立て続けにクラブ・ヒットさせ、一躍、UKテクノを代表するトップ・アーティストになった。
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